小学3年生の長女、小学1年生の自閉症スペクトラムの息子と超低体重で生まれた発達障害の娘を持つ、3児パパサラリーマンです。

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「みんなちがうけど、みんないっしょ」をモットーに、発達障害児の育メン目指して頑張っていますので、よろしくお願いいたします!

難しいと言われる子どものしつけですが…

子どものしつけというのは非常に難しく、なかなか親の思うようにはいかないものです。

自分はできていても他人に教えるのは難しいのと同じで、子どもにしつけを教えるのは親とて苦労することだと思います。

しかし、しつけとは実は2つの基本をおさえれば、あとはじっくりと教えていけるようになります。

自分の体験を基に、ご紹介していきたいと思います!

しつけには大きな2つの基本がある!

「しつけ」と聞くと、何かすごく厳しいような雰囲気がするのですが、基本は「ありがとう」と「ごめんなさい」の2つをおさえることだと思います。

漢字ではしつけは「躾」となり、「身を美しくする」と書きますが、ここでいう身とは体というより心を表す方がしっくりきます。

日本人は島国ということもあって、閉鎖的な空間で暮らしてきました。

人の出入りが頻繁でなかったため、近所付き合いは非常に重要であり、周りに迷惑をかけてはいけないという思いが特に強い傾向にあります。

それが世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスの被害が他国に比べると小さい所以とも言われるくらいです。

しつけの「ありがとう」と「ごめんなさい」は、相手がいることが前提となっていることから、日本古来の文化も大きく関わっていると考えても良いかなと思っています。

つまり、しつけの基本概念として「コミュニケーション」が基盤となっており、結果として自閉症スペクトラム障害を抱える息子にとっては、とても難しい問題だと捉えています。

「ありがとう」と「ごめんなさい」は果たしてどちらが難しい?

しつけの基本となる「ありがとう」と「ごめんなさい」ですが、自閉症スペクトラム障害と知的障害を抱える息子にとって、より難しかったと感じられるのは「ごめんなさい」でした。

「ありがとう」は、相手に何かしてもらった時に感謝の気持ちを伝える言葉です。

何かしてもらったという行為に対して伝える言葉なので、「どうぞ」や「はい、どうぞ」と言うと、何かしてもらったと理解して「ありがとう」が返ってきます。

一方「ごめんなさい」は、行為に対して発せられる言葉ではありません。

きっかけは自分が行った行為ですが、その行為によって相手がどんな気持ちになったのかを理解できなければ、「ごめんなさい」は出てこないのです。

よく幼稚園や保育園の子どものケンカで「ごめんなさい」が出てこないのは、おそらく自分は悪くないと思う気持ちや、悪いとわかっていても素直になれないことが主な原因だと思います。

自閉症スペクトラム障害を抱える子どもの場合、相手の気持ちを推し測ることが困難であるため、なかなか「ごめんなさい」を覚えることができません。

うちの息子もそうでしたが、まずは「やったら怒られること」を知り、それから少しずつ「ごめんなさい」を覚えていくようなイメージとなります。

相手の気持ちを理解することもしつけの一環!

自閉症スペクトラム障害を抱えているからといって、相手の気持ちがいつまでもわからないわけではありません。

あくまで苦手なだけであり、嫌いということではないのです。

なかなか難しい問題ではあるものの、自閉症スペクトラム障害を抱える子どもであっても、根気強く教えられれば、いつかは理解してくれるようになります。

この根気が続けられるかどうかが、親として試されている試練のような気がしますね。

一番確実だなと思うのは、親である自分が息子と接した時、どう思ったのかを声に出してみることです。

例えば自分のスマートフォンを息子が持って行ったとしましょう。

息子は「へへん!」と言わんばかりに得意気な顔をしていますが、ここで自分が

「どうしてパパのスマートフォンを持っていってしまうの?パパかなしい…」

と悲しげな表情を見せながら気持ちを伝えると、息子はしまった…というような顔をして、スマートフォンを返しに来るのです。

その時、優しく「息子くん、何か言うことある?」と聞いてみます。

すんなりと「ごめんなさい」が出てくることもありますが、出てこないこともよくあります。

もし何も返ってこなかったら、「こういう時は、ごめんなさいって言うんだよ」と優しく伝えます。

すると大抵は息子は「ごめんなさーい」と言ってくれるのです。

ポイントは怒らないこと、怒った表情をしないことです。

こちらが怒ってしまうと、息子も平常心ではいられなくなるので、逆効果となってしまいます。

「ごめんなさい」どころの話ではなくなってしまうので、くれぐれも諭すように優しく伝えるのがコツですよ!

「ありがとう」と「ごめんなさい」ができたら、次のステージへ!

しつけの基本となる「ありがとう」と「ごめんなさい」ができたら、次のステージへ進んで良いのではないかと思います。

相手とのコミュニケーションを意識しながら、「やっても良いこと」「やってはいけないこと」を教えていくと上手くいくかなと思います。

僕の息子も、まだまだしつけの真っ最中ですが、小学校や放課後等デイサービスといった環境のおかげで毎日が刺激になっていて、みるみる成長していってくれているように感じます。

しつけは親にとっても勉強になることが多いので、一つずつこなしていきたいですね!

焦らず、じっくりと取り組んでいきましょう!