小学3年生の長女、小学1年生の自閉症スペクトラムの息子と超低体重で生まれた発達障害の娘を持つ、3児パパサラリーマンです。

パパが発達障害の情報や体験を発信するのは珍しいと思います。

発達障害児子育てを頑張っているパパやママにとって少しでもお役に立てればと思います。

「みんなちがうけど、みんないっしょ」をモットーに、発達障害児の育メン目指して頑張っていますので、よろしくお願いいたします!

こだわりの多い息子でも、流行の遊びを楽しんでいるようです!

自閉症スペクトラム障害や知的障害を抱えていると聞くと、とても独特な遊びが好きなのでは?と思われがちですが、実は意外にそうではありません。

今回は、自閉症スペクトラム障害や知的障害を抱えた息子の、休日の過ごし方をご紹介したいと思います!

かつての息子は、個人プレイな遊びが好きな子でした

幼稚園入園前、一人でミニカーごっこをしたり、一人で恐竜の図鑑を眺めたりと、せっかく3人兄弟なのに、とにかく一人で遊んでばかりいました。

一人で遊んでいますから、本人はきっと楽しいのでしょうが、とにかく静かで、どちらかというとお姉ちゃんと妹ちゃんの姉妹が騒ぐ声が目立つほど。

幼稚園に入園してからは、環境が変わって遊びにも変化が出てくるかと思いましたが、ある程度発語も出てきてなだらかながら成長してきたものの、それでも遊びの内容には大した変化は見られませんでした。

遊びのレパートリーとしては、「粘土細工」や「恐竜が出てくるyoutubeを見る」など増えてきたのですが、一人で楽しむような遊びが好きであることには変わりありませんでした。

変化が起きたのは、保育園に転園してから!

幼稚園に入園してからも息子の遊びの方向性に変化が見られなかったわけですが、明確な変化が出るようになったのは、年長の秋に保育園に転園してからでした。

幼稚園では孤立することも多く、本人としても幼稚園に馴染めなかったこともあって保育園に転園したわけですが、加配の先生のおかげで息子はアクティブになっていきました。

保育園の行事に積極的に参加するようになりましたし、人前に立つことも苦にならなくなったようでした。

保育園の友達と一緒に遊ぶようになるという、幼稚園の頃には見られなかった嬉しい報告が先生から聞けた時は、ママと一緒に喜んだことを今でも覚えています。

休日の遊びにも変化が見られるようになり、兄弟みんなでボール遊びをしたり、一緒にブロック遊びをしたり、一人ではなく、誰かと一緒に遊ぶようになりました。

きっと、「誰かと遊ぶ楽しさ」を保育園で学ぶことができたのではないかと思います。

家でもいろいろと一緒に遊ぼうとチャレンジしていましたが、なかなかなびいてくれませんでした。

家よりも、幼稚園や保育園で受ける影響の方が強かったようです。

放課後等デイサービスで流行を知った息子!

小学校へ入学し、放課後等デイサービスを利用するようになった息子ですが、遊びに更なる変化が見られるようになりました。

ある日から、鉄砲のおもちゃで一緒に遊ぶことが増えたのですが、放課後等デイサービスの先生からの報告で、今施設内で鉄砲のおもちゃで遊ぶことがブームになっているとのこと。

みんなが各々ブロックで鉄砲を作り、走りながら鉄砲ごっこをするのが流行っているそうですが、息子もみんなと一緒に鉄砲ごっこで走り回っていることがわかりました。

今まで周りのことはあまり見ずに、自分の感性でやりたい遊びをしていた息子でしたが、遂に流行に乗るという、周囲の環境に合わせてみんなと遊ぶ楽しさを学んだようです。

自閉症スペクトラム症候群を抱える子どもはこだわり行動があり、なかなか周囲を気にすることが苦手な面があるようですが、放課後等デイサービスでの体験により、息子はまた一つ社会で楽しく過ごす術を学んでくれました。

息子の成長には支援してくれる存在が必要不可欠なのですが、保育園の加配の先生や放課後等デイサービスの先生といった、とても恵まれた支援を受けられていることにありがたみを感じている今日この頃です。

自宅で過ごす機会が多いからこそ、もっと遊びを発掘したい!

最近は新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごす機会が多くなりました。

新型コロナウイルスに限らず、これからは梅雨の季節がやってきますし、今年も酷暑になった場合はどうしても自宅で過ごす機会というのは増えてくる傾向にあるかと思います。

最近はちょっとでも外にいる雰囲気を出すべく、室内で楽しめるテントで「室内バーベキューごっこ」をやったり、「室内キャンプごっこ」をやったりして、いつもの室内ではない雰囲気を出す工夫をしています。

お姉ちゃんや妹ちゃんも加わって、子どもながらの遊びを開発してくれているようなので、子どもが持つ発想力を活かせるようなサポートをしていきたいと考えています。