小学3年生の長女、小学1年生の自閉症スペクトラムの息子と超低体重で生まれた発達障害の娘を持つ、3児パパサラリーマンです。

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「みんなちがうけど、みんないっしょ」をモットーに、発達障害児の育メン目指して頑張っていますので、よろしくお願いいたします!

発達障害を抱える息子にも「得意」「不得意」がちゃんとあるのです!

発達障害を抱える子どもは、「不得意」なことがほとんどで、あまり「得意」なことはないのでは?と思う方もいることでしょう。

その考えに対して、僕は「半分正解で、半分不正解」だと思っています。

確かにそうだけど、そうじゃないこともあるわけで、これから発達障害を抱える子どもと接していくのであれば、ちゃんと考えていかなきゃいけないことです。

今回は、発達障害を抱える子どもの「得意」「不得意」について、僕の息子を通じて考えていきたいと思います。

圧倒的に「不得意」が多い息子ですが…

僕の息子は、自閉症スペクトラム障害と知的障害を抱えており、毎日の生活の中でいろいろなことに一生懸命取り組んでいます。

「得意」なことと「不得意」なことはもちろんあるわけですが、どちらが多いかと問われれば「不得意」が圧倒的に多いです。

今年で小学生になったわけですが、まだ箸を上手に使えませんし、トイレの「大」もまだ便器ではできません。

本を読むこともできませんし、数を数えるのも得意ではありません。

そもそも発達障害とは、社会的な生活をする上で不自由になってしまっている状況のことを指しますから、不得意が多いのは至極当然だと言えますね。

しかし、「不得意」が多い息子にだって、「得意」なことがあります。

僕の息子は力強くて豪快な絵を描いたり、劇で役になりきって堂々と演技したり、自分が思っていることを遠慮することなく発信することが得意です。

これらに共通するのは『思いきりがとにかく良い』のですが、実はこれは自閉症スペクトラム障害の特性を活かした「得意」なのです。

自閉症スペクトラム障害の特性の一つに、「未来を見通すのが苦手」というものがあります。

これは、自分が行う行動によって未来がどうなるのか、などといった憶測がなかなか苦手というものですが、だいたいはマイナスな特性として捉えられることが多いです。

というのも、危険察知であったり、相手の気持ちを読むことだったり、悪いことが起こるかもしれない未来を見通せないからです。

しかし、この特性にはメリットがあることが、息子を見ててわかりました。

未来を見通すことが苦手ということは、未来に対する不安も感じにくいとも言えます。

豪快な絵を描いたり、堂々と演技したりできるのは、「失敗したらどうしよう」「失敗したら皆がどう思うだろう」などといった未来に対する不安を抱かないからであり、不安により体の動きが鈍くなることがないからこそ豪快で堂々と物事に打ち込めることができるのです。

僕が息子から「緊張」という雰囲気を感じたことがほとんどありませんが、それはきっと「緊張」とは未来に対する不安から来るものだからだと解釈しています。

勘違いされる方も多いのですが、発達障害は全てがマイナスではありません。

寧ろ、発達障害がプラスに作用することもあり、俗にいう健常児を超えることもあるので、なかなか侮れないのです。

発達障害とは障害ではなく、特殊な性質だと捉えたほうが誤解が少ないのではないかと思っています。

ちなみに、息子の「得意」なことは自閉症スペクトラム障害の特性に留まりません。

お風呂から出てから自分でタオルで身体を拭くことができますし、服を着替えたり、靴下を履くことだってできます。

ご飯の際には家族皆の箸やフォークを運んでくれますし、ご飯を食べ終わったら食器を台所へ持っていくこともできます。

発達障害を抱えていたとしても、ちゃんと「得意」なことはありますし、「不得意」なことばかりではありません。

しかし、日常生活における「得意」はかつて「不得意」であったことがほとんどであり、「不得意」に対するケアも忘れてはいけないのです。

不得意を克服するためにチャレンジし、自信に繋げることが重要!

発達障害を抱える子どもは得意なこともありますが、不得意なことが多いです。

確かにそのような側面は持ち合わせているので、全てを否定することはしません。

ただ、その言葉には、是非こう付け足して頂きたいです。

「今、不得意を得意にするために頑張っている」と。

息子が今「得意」になっていることとは、かつて息子が「不得意」にしてきたことばかりです。

「不得意」をそのまま「不得意」のままにするのではなく、様々な手助けや支援を追い風にして、息子は努力を重ねて「得意」 に塗り替えていったのです。

発達障害を抱えているからといって、成長が止まっているわけではなく、毎日少しずつ成長を遂げています。

今は「不得意」なことだったとしても、いつかは克服して「得意」なことにしていく。

「得意」「不得意」をしっかりと見定めた上で、「不得意」が「得意」に変わっていけば、それは自信に繋がっていくのではないかと思っています。

「不得意」を「得意」に変えるのは簡単なことではないのは、人間誰でも同じです。

一度でも良いからチャレンジさえすれば、実はすぐに克服できる「不得意」もあるのですが、チャレンジすることそのものを拒んでしまうのは自信がないからです。

自信とは、その字の如く「自分を信じること」に他ならないので、子どもたちが自分を信じられるように僕たち親は支えていかなければならないと思っています。

「得意」なことを見つけて伸ばしてあげながら、「不得意」なことを克服できるように自信を持たせる。

子どもは誰だって成長していきますから、まっすぐ成長できるように土台を作っていっていきたいものです。