子育てに悩むのは当たり前!問題はどこに相談するかですが…
いつの時代も子育ての悩みは尽きないものですが、いつの時代になっても悩みが尽きないのは、それだけ子どもの将来や行く末を心配する親心があるからだと思っています。
子育ての悩みは千差万別と言いますが、特に発達障害を抱える子どものパパ&ママというのは、また特別な悩みに苛まれていることでしょう。
今回は、自閉症スペクトラム障害と知的障害を抱える息子のパパ&ママが、子育てに悩んだ時にどこに相談しているのかをご紹介していきたいと思います!
子育ての相談先は、メンタル面か技術面かで異なる!
子育てに悩みことは当たり前であり、悩むということはそれだけ真剣に向き合っているという証拠です。
だからこそ、今までも、そしてこれからも悩んでいくものだと思っています。
しかし、悩みを客観的に捉えれば良い話になりますが、当事者として子育てに悩みを抱えているとなれば話は別です。
少しでも早く解決させたいと思い、周りに相談することも増えるでしょうが、一体どこに相談すれば良いのかわからなくて困っている方もいらっしゃることでしょう。
特に発達障害を抱える子どものパパ&ママは、なかなか悩みを相談できるところがなくて滅入っている方も少なくないと思います。
今回は、子育てに悩んだらどこに相談しているのか、自閉症スペクトラム障害と知的障害を抱える息子のパパの体験をご紹介したいと思います。
悩みの内容次第で、相談する人は変わってくると思います!
子育ての悩みと言っても、悩みの種類は千差万別。
悩みの内容をどんどん突き詰めていくと、二つと同じ悩みはないと言われるほど繊細なものです。
我が家においては、子育ての悩みの内容が、技術的な内容なのか、それともメンタル的な内容なのかによって相談する先が異なります。
もし、子育ての悩みが技術的な内容だった場合。
ここで言う技術的な悩みとは、自閉症スペクトラム障害や知的障害が起因となって発生している問題です。
例えば、なかなか宿題の音読ができないとか、どうやったら小学校に慣れるようになってくれるのかとか…
早く解決しなければいけない場合が多いのですが、このような悩みは小学校の支援学級をとりまとめている先生に相談することが多いです。
支援学級の担任の先生は、発達障害に対する知識にバラつきがある傾向があるのに対し、とりまとめている先生は発達障害に対する知識も経験も格段に優れています。
小学校入学前は非常にお世話になりましたし、息子のことをとても思ってくれています。
知識、経験、そして信頼。
この三拍子が揃っていると、是非相談したい!と思える方になりますね。
一方、悩みがメンタル的な内容の場合は誰に相談すれば良いのでしょうか。
例えばなかなかトイレで大をしてくれなかったり、放課後等デイサービスで友達とケンカするようになったり…
解決することも大事ですが、悩みを一緒に共有してくれる人に相談したくなりますね。
我が家の場合だと、共通の友達でありキューピットになってくれた友達夫妻や、幼稚園時代に苦楽を共にした戦友ママ友が相談相手になってくれます。
相談相手になってくれる人の共通点としては、息子に対して偏見などなく、また特性を受け入れてくれている人です。
そして、何よりお互いを信じ合えている人が該当します。
息子の特性を前向きに理解してくれることが大前提となるため、このような相談相手はそう多くいません。
しかし、上辺だけの付き合いをする友達100人よりも、たった1人でも自分の悩みを打ち明けられる人の方が、遥かに心強いのは確かです。
もし境遇が違っても、思いやりをお互いに持てるような関係であれば、僕はそれだけで幸せです。
お互いに相談相手になれるなら、これからもたくさん悩んでも良いんだと気持ちが楽になりますね。
子育ての悩みを相談できる人は、意外に近くにいるものです!
いかがだったでしょうか?
僕の体験であるため、参考にならない部分もあったかもしれませんが、大事なことは「子育ての悩みを相談できる人というのは、意外に近くにいる」ということです。
発達障害のプロフェッショナルに相談したいのであれば、放課後等デイサービスの先生方でも良いですし、支援学校に相談することだってできます。
ポイントは、普段から発達支援をおこなっていたり、発達障害を抱える子どもたちと触れ合っている人を選ぶことです。
僕たち親というのは、常に現場で子育てをしています。
ですから、相談する相手も、現場で子どもたちと接している人の方が、適格なアドバイスを受けられることが多いです。
もちろん、同じような境遇のママ友とすぐ連絡が取れるようであれば、少し電話で話をするだけでも全然違います。
子育てに悩むことは至って普通であり、そして当たり前のことなので、周囲に助けを求めることは何ら不思議なことではありません。
子育ての悩みを抱えるということは、それだけ子どもを愛しているということなので、堂々と胸を張って子育てをしていきましょう!