Polaris教室(ポラリス)は愛知県豊田市で発達障害の子どもを対象にした放課後等デイサービス事業所です。

お子さんの課題に合わせたプログラムと環境によりお子さんのできることを増やすサポートをしています。

今回は、Polaris(ポラリス)教室で実際に行っているプログラム「就労プログラム」を詳しくご説明したいと思います。

このプログラムはお子さんの働く力を育む目的として、独自にアレンジをしております。

この就労プログラムを通して、お子さんの働く意識や技術を育み、将来的な就労にに繋げていきたいと考えております。

就労プログラムとは

作業を通して「働く力」を身に付け、就労への意欲を持てるよう支援します。

就労支援事業所で実際に行われているような作業を訓練として取り入れ、作業の丁寧さやスピードの向上を目指すのはもちろん、決められた時間内集中して取り組む事、報告・連絡・相談の練習などに力を入れて取り組んでいます。

ポラリス就労プログラムの全体的な流れ

放課後等デイサービスポラリスの就労プログラムの全体的な流れは、大きく分けると、

1

基礎作業トレーニング

「仕分け・計量・組立・解体・電卓・タイピング」6つの基本作業ジャンルから、13種類の作業内容を用意しております。

2

応用作業トレーニング

商品の組み立てや自動車部品加工、手工芸品作成など、実際の就労支援施設からサンプルとして提供を受けた作業で、基礎作業訓練の要素が複数あるのが特徴です。

3

実習体験(インターンシップ)

実際に提携している就労施設に行き、現場のジョブコーチの支援を受けながら「働くこと」を体験します。

といった流れになっております。

また、将来的な就労において、職場での対人関係やマナー、ルールの習得も大切になります。。

そこで、就労場面に特化したソーシャルスキルトレーニングである「ジョブスキルトレーニング」も併せておこなうことでより、知識やコミュニケーションスキルが向上し、より将来の就労へ向けた準備を徹底しています。

ポラリスの就労準備の強み

ポラリスの就労準備のプログラムには大きく分けて4つの強みがあります。

それらのポイントの具体的な内容としては、

・しっかりとレベル分けされた訓練

・就労施設への実習を通しての「働くこと」の学び

・個々に合わせた合理的配慮

・独自に開発した「評価表」

この4つの特徴によって、お子さんの就労に対する技量面や自己肯定感や就労への意識などの意識面を高めることに繋げていきます。

しっかりとレベル分けされた訓練内容

基礎訓練・応用作業訓練の中でもさらに細かくレベル分けがされており、スモールステップでお子さんのレベルアップが実感できるような内容になっております。

このレベル分けを採用することにより、就労訓練のマンネリ化防止やお子さんの自己肯定感の向上に繋がります。

具体的な内容として、ポラリスで取り入れている基礎のドーナツ型のスポンジの仕分け訓練があり、その訓練内容の例は、

レベル1・・・個数による仕分け

レベル2・・・個数と形(真ん中に開いている穴の大きさ)による仕分け

レベル3・・・色・形・個数すべて

レベル4・・・色・形・個数を複雑に組み合わせて仕分け内容を変える

こうしたレベル分けをすることによって最終的には様々な仕分け作業や就労内容の変化に対応する力をつけるだけでなく、

レベルアップが実感できることによってお子さんのキャリアアップなどの就労に対する向上心を養うことに繋がります。

就労施設への実習を通しての「働くこと」の学び

実際に提携している就労継続支援A型事業所並びにB型事業所へ行き、支援スタッフや環境も違う中で普段事業所でおこなっている就労訓練の内容を体験するプログラムです。

一番のポイントは現場のジョブコーチから専門的な支援を受けられることや、実践に近い形で働く体験ができ、就労への意識をより感じられることです。

そこでのおこさんの様子もしっかりとレポートにまとめ、実習結果として保護者様にフィードバックをさせていただきます。

個々に合わせた合理的配慮

就労プログラムを実施するにあたり、

視覚的にわかりやすい作業手順書をはじめ、

物の数を数える仕切り、

検品作業がし易いマットなどの就労をする上での支援ツールを個々に合わせて用意しており、徹底的な就労準備への環境づくりがされています。

また、環境面での配慮として、机の配置や座る位置、棚に写真付きのカードを設置して整理整頓の練習ができるような工夫がなされています。

このように、作業の訓練だけではなく、作業をする上で付随してくる「作業態度」や「準備・片付け」「整理整頓」などの習慣も身に着けることができます。

日々の支援中に気づいた点、配慮が必要と感じた所は都度スタッフ間で共有し、定期的に就労支援検討会議をおこなうことで、より良い環境でお子さん達が就労訓練に参加できるようにしています。

独自に開発した「評価表」

就労プログラムのレベルアップにおいて、具体的な現状の「働く力」を把握するために、独自で開発した「評価表」を使用しています。

この評価表は訓練内容ごとに分けられていて、評価の観点もそれぞれ異なります。

この評価表は実際に就労移行支援で使用されているものを参考に多方面での就労作業の観点から改良したもので、

厚生労働省が出している働くために必要なことが評価できる項目である「就労アセスメント」の要素も取り入れています。

この評価表を使用することで、お子さんの就労スキルを「見える化」し、アセスメント等で保護者様にフィードバックをさせていただくことで、ポラリスと保護者様の共通の認識を持っていただくことができます。

ポラリス就労プログラムで見えてくるお子さんの成長

こうした就労訓練や就労SSTを「就労準備」として早い段階からおこなうことにより、実際に就労を始めた時の意識的なギャップや将来の経済的な自立への支援になります。

もちろん個々で必要となるスキルは異なりますが、お子さんと保護者様の意向に沿いながら支援スタッフで一緒に課題を探求し、支援に繋げていきます。

その他にも、放課後等デイサービスPolaris(ポラリス)教室では、お子さんのできることを増やすために様々な療育プログラムを展開しています。

10人中9人が満足する療育プログラム

Polaris(ポラリス)教室では、お子さんの発達課題に合わせたプログラムをご用意します。
早期からの療育でお子さんの将来のできることを増やしませんか?

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Polaris(ポラリス)教室でお子さんの課題に合った支援方法を一緒に探しましょう。