CONTENTS 01
CONTENTS 02
ソーシャルスキルトレーニングは社会生活技能訓練、生活技能訓練などと呼ばれ、小児分野では社会的スキル訓練とも呼ばれています。社会における「適切なものの見方」や「正しい言葉の選択」を楽しく学ぶトレーニングです。コミュニケーションスキルやさまざまな問題への対処能力の向上に役立ちます。
Polaris（ポラリス）のソーシャルスキルトレーニングは、あらかじめ決めたテーマに沿って授業形式で実施しています。実施頻度は月に1回〜2回で、約1時間〜1時間半のプログラムとなります。
CONTENTS 03
ソーシャルスキルトレーニングは、「ただ練習する」のではなく、子どもたちが楽しく・自然に・自信をもって社会性を身につけられるように構成されています。
基本的なコミュニケーション力
あいさつ・返事・会話
報連相の習慣化
報告・連絡・相談
自分を知る力
「自分がどうしたいのか」「何が得意・苦手か」に気づく
感情を扱う力
感情のコントロールと表現
関わる力
集団行動・ルール理解・協調性
CONTENTS 04
学年や理解度によってチーム分けし、同じテーマでも内容を調整。安心して発言できるように、アイスブレイクや雰囲気づくりを大切にし、一人ひとりが無理なく参加できるよう配慮しています。個別支援と集団活動のバランスをとりながら進めます。
すべてのプログラムは、ゲーム性のあるウォーミングアップからスタート。このゲームは、その日のテーマにあわせて「必要なスキル」が自然と使用されるように選ばれています。楽しみながら、集中力やコミュニケーションの土台を作ります。
本題に入る前に、今日のテーマが「どのような意味があるのか」「なぜ練習するのか」を、わかりやすく丁寧に説明。
「やらされる」という受け身の姿勢ではなく、主体的に「自分で理解して取り組む」ことを後押しする大切な時間です。
スタッフが「よい見本」と「悪い見本」を演じて、子どもたちと一緒に「どう感じたか」「どうすればよかったか」を話し合います。正解を教えるのではなく、子ども自身が自主的に気づくことを大切にしています。
扱うテーマのポイントを整理したあとに、実際に子どもたち自身で演じます（ロールプレイング）。身体を使った練習により、言葉だけで学ぶよりも深く、自然と行動として身につきます。
活動の最後には、一人ひとりが感想を話す時間を設けています。「どう感じたか」「難しかった点」「うまくできた点」の言語化によって、気づきが深まり、自己理解にもつながります。
プログラム中は、スタッフだけではなく、参加している子ども同士もお互いの「いいところ」「頑張り」を見つけて伝え合います。「いいね！」「それ上手だったよ！」と声をかけられる経験を重ねて、自己肯定感を育て、ソーシャルスキルの定着につなげます。
教室内だけで終わらせず、実生活で使用→できた→ほめられる→自信になるというポジティブな循環を目指しています。この積み重ねが、面接などの対人場面でも自分の強みとして活きることも少なくありません。
CONTENTS 05
「就労」を最終的な目標に掲げ、社会人として必要になるスキル獲得を目指して4名〜6名程度のグループでプログラムを実施。テーマについての話し合いやモデリング、ロールプレイングを通じて、正しい言葉遣いや丁寧なふるまいを練習します。言葉や文字以外にも、カードやイラストツールを使いながら、「見て」「考えて」「体験する」流れを大切にしています。例えば、表情カードを使って感情を考えたり、イラストを見ながら会話の練習をします。
Polaris(ポラリス)は、押しつけることなく、子どもたち一人ひとりの歩みに寄り添う場所です。 無理な勧誘などは一切ありません。見学や体験を通して、お子さまとご家族にとって “合う場所かどうか”をゆっくり確かめていただければと思います。 ご希望があれば、スタッフとの個別相談も可能です。 どうぞお気軽にお申し込みください。
［受付時間］ 平日10:00～19:00
土・祝・学校休業日：9:00～18:00
