LST -ライフスキルトレーニング

CONTENTS 01

program.02 生活能力から社会との 接点づくりまで身につける

CONTENTS 02

REASON 01. ライフスキルトレーニングを導入する理由

「ライフスキル」とは日常生活の基盤となるものです。学力や運動能力、ソーシャルスキルを身につけても鍛えても、生活習慣や生活リズムが乱れていては能力を十分に発揮できません。そのために早い段階でライフスキルの不足をフォローしはじめることが重要だと考えられています。

身だしなみや金銭管理、対人関係、地域との関わりなど、衣食住を軸とした生活能力から、社会との接点づくりまで、段階的に身につけることを目指しています。

CONTENTS 03

POSSIBLE EFFECTS 02.ライフスキルトレーニングで期待できる効果

CONTENTS 04

SPECIFIC DETAILS 03.ライフスキルトレーニングの具体的な内容

ライフスキルトレーニングは、日常の支援やイベント活動の中に自然に組み込まれています。ライフスキルは10種類の項目から構成されており、1つの活動の中で複数の項目を同時にサポートしています。

例えば「外食練習」では、外出トレーニング（金銭管理・交通利用）や食事のマナー、時間管理などを一度に学べます。同じ「外食練習」であっても、その日のねらいによって「金銭管理を重点にする」「公共マナーを重点にする」など内容を調整しています。

視覚的に分かりやすく、実生活に直結するツールを使用しながら、楽しみつつ確実にスキルを身につけられるよう工夫しています。また、クッキングや買い物練習、お出かけなどのイベント型活動では、実際の場面自体を教材とし、体験を通じて学ぶことを大切にしています。

衣食住を保つためのライフスキル	地域で活動するためのライフスキル
将来、ひとり暮らしすることをイメージし、必要となるスキルを身につけます。スキル習得の様子を見ながら進路を検討。将来をみすえてトレーニングします。 身だしなみのトレーニング01 清潔を保ち、TPOにあわせた服装ができる  健康管理のトレーニング02 体調不良への対処、規則正しい生活習慣の形成  住まいのトレーニング03 整理整頓、掃除、身の回りの管理 金銭管理のトレーニング04 計画的な買い物、無駄遣いの防止 進路選択のトレーニング05 将来を見通し、自己理解に基づいた選択ができる	登校や人間関係づくり、余暇の過ごし方、地域参加のスキルを身につけます。家庭外トラブルは法的な問題になりかねないため、その対策にも取り組みます。 外出のトレーニング06 公共交通機関の利用、時間や計画に沿った移動  対人関係のトレーニング07 マナーやルールの理解、援助を求めるスキルの習得 余暇のトレーニング08 自由な時間を有意義に過ごす方法を知る  地域参加のトレーニング09 家庭や学校以外の居場所を持ち、社会とつながる将来を見通し、自己理解に基づいた選択ができる 法的問題のトレーニング10 社会のルールを理解し、トラブルを回避する

保護者のみなさまへ